患者様への思い

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院長インタビュー~患者様への思い~

60年続く歴史ある産婦人科クリニック
「ライフパートナードクター」として
親身・親切・丁寧な診療で女性の健康をサポート

早川クリニックの院長に就任された時期は?

早川クリニックの院長に就任された時期は?

2019年4月に祖父・父に続く3代目の院長として就任しました。曽祖父も医師でしたので、産婦人科としては3代目ですが、医師としては4代目となります。祖父が心斎橋に前身である早川医院を開院してから60年になりますが、ずっと変わらず女性の「ライフパートナードクター」として診療を続けてきました。今後もその歴史を守り、生涯を通じて「女性の健康」をサポートし続けるつもりです。

ただ、医療は日進月歩ですので、常に知識・技術のアップデートを行わないとすぐに取り残されてしまいます。そのため、これまでの歴史を受け継ぎつつも、学会・研究会に参加したり、発表したりして、積極的に新しい知識・技術を取り入れて患者様に還元していきたいと思います。もちろん、祖父や父の代でもそうしていたのですが、今まで以上にこうした取り組みにより得た成果をダイレクトに治療へ繋げていきたいです。

先代・先々代の院長から学んだことは?

先代・先々代の院長から学んだことは?

とても基本的なことですが、「患者様に丁寧に接する」ということです。2人とも患者様にすごく親切で、丁寧に接して診療していました。こうした姿勢は長く医師を続けていると忘れたり、ないがしろにしてしまったりしがちですが、それを失わずに診療し続けた2人を医師として尊敬しますし、自分の祖父・父ながら「素敵だな」と思います。

「患者様をお待たせせずに診察する」ことと、「患者様に丁寧に接する」ことは両立しないことが多いのですが、それらのバランスを保ち、患者様に寄り添いながら診療するように心がけています。

そうした姿勢はスタッフにも共有されていますか?

そうした姿勢はスタッフにも共有されていますか?

そうですね。日頃から患者様に丁寧に接する様子を目にしているので、みんな同じ姿勢で毎日の診療にのぞんでくれています。医師・スタッフの全員が「親身・親切・丁寧」と同じテーマを持ち、その大切さをよく理解しながら診療を行っています。

「臨床」と「研究」
2つのテーマを持ち続ける診療スタイル

医師を目指されたきっかけは?

医師を目指されたきっかけは?

子供の頃から祖父や父の背中を見続けていましたので、産婦人科医の仕事はとても身近なものでした。よくクリニックにも遊びに行っていましたので、小さい時から体にアルコールの匂いが染みついているという感じで(笑)、自然な流れで産婦人科医を目指すようになりました。

ただ、小学生の時は手塚治虫の「ブラックジャック」という漫画を通じて初めてがんという病気があることを知り、元々図鑑を見たり、研究したりするのが好きなタイプだったので、将来は病気の研究をしたいと思っていました。実際はそれとは違う道を進んでいるわけなのですが、それでも長い期間、大学に在籍していて研究を続けていました。

その後、早川クリニックで産婦人科医として診療を行うようになるのですが、産婦人科は女性の一生に関わる特殊な科で、そうした科は他にありません。婦人科疾患や更年期障害などの女性特有のお悩みから新しい命の誕生まで、長きにわたって女性の健康をサポートができるこの仕事にとても魅力ややりがいを感じています。

臨床治験・研究にも力を入れられていますよね?

臨床治験・研究にも力を入れられていますよね?

それは意識的に行っていて、自分の中に「臨床」と「研究」という2つのテーマを持ち続けるようにしています。開業医としての時間が長くなると、どうしても臨床一辺倒になりがちです。ただ、大学や海外で出会った恩師たちから「テーマを持って日々診療していると、視野が広がる」ということを教えられていたので、今でもずっと研究を続けながら診療していて、それは医師としての自信にも繋がっています。その結果、メーカーから新薬や新しい診断方法の開発に関わる依頼が来るようになっていますので、こうしたスタイルを続けてきた価値はあったと感じています。

こうして臨床治験・研究を続けて来られたのは、他の先生に「このような病気がありますので、見落とさないようにしてください」と啓蒙したり、患者様に「こんな症状があったら、早めに病院へ相談してください」とお伝えしたりすることで、当クリニックへお越しになる患者様だけでなく、それ以外の方の健康にも貢献したいという思いがあったからです。

正直、学会に参加して研究を発表するのはすごく大変です(笑)。でも、それにやりがいを感じるから、医師として大事なことだと考えているからモチベーションが続くのだと思います。日常的な診療だけを続けていると、どうしても考えが硬くなったり、仕事が楽しくなくなったりしがちです。そういう意味で、自分にとって良い刺激になりますし、メーカーからお声がかかるのは名誉なことだと思っています。

「診察=内診」とは限らない
女性医師による診察も行っていて
気軽に受診していただきやすい環境

HPをご覧の方へお伝えしたいことは?

HPをご覧の方へお伝えしたいことは?

当クリニックは現在、会長、私、副院長、女性医師の4名体制で診療を行っています。水曜日のみで完全予約制となりますが、女性医師による診察が受けられます。多くの患者様は一度受診されると男性医師、女性医師というこだわりがなくなり、「女性医師の診察でないとだめ」という方はあまりおられません。ですが、初めて産婦人科を受診される方にとって、女性医師による診察は「受診のハードル」を低くしてくれるものと思います。

また産婦人科の「受診のハードル」として内診がありますが、「診察=内診」というわけではありません。患者様の状態によっては内診が必要になるケースもありますが、現在は色々な診察方法があり、血液検査やお腹の上からの超音波(エコー)検査だけで済む場合がありますので、内診に抵抗がある方もお気軽にご連絡ください。

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