低用量ピル(OC)とは?
ほぼ確実に望まない妊娠が防げる方法です
低用量ピルとは「低用量経口避妊薬」のことで、「OC(Oral Contraceptive)」とも表記されます。卵胞ホルモンと黄体ホルモンという2つの女性ホルモンが含まれていて、これらが脳下垂体に働きかけて卵胞を成熟させるホルモンの分泌を抑えることで妊娠を防ぎます。
低用量ピルの服用は現在、女性が主体的に行える唯一の避妊方法で、正しく服用すればほぼ確実に望まない妊娠が防げます。大阪市中央区心斎橋の早川クリニックでは各種ピルをリーズナブルな価格でご提供していますので、現在、妊娠を望まれていない方はお気軽にご相談ください。
ピルの効果は避妊だけではありません
低用量ピルの効果として最も知られているのが、望まない妊娠が防げる(避妊)というものです。しかし、ピルの効果はこれだけではありません。生理痛の緩和や生理周期の安定など、生理に関わるお悩み解消の効果も期待できるのです。現在、こうした避妊以外のピルの副効果が注目されていて、生理のお悩みから解放されて快適な毎日を送りたいと考える女性が、積極的にピルを活用されています。当クリニックでも、ピルを処方しているケースのうち60%程度を生理のお悩みが占めています。
避妊以外のピルの副効果
- 生理痛の緩和
- 生理周期の安定
- 月経量が少なくなる
- ニキビなどの肌トラブルの改善
- 貧血の改善
- 子宮内膜症の改善
- 機能性卵巣のう胞、良性卵巣腫瘍の減少
- 子宮外妊娠の減少
- (長期服用により)卵巣がん、子宮体がん、良性乳房疾患の減少
- 骨粗しょう症の減少
など
取り扱うピルの種類・料金
※価格は税込み表示です
自費のピル
種類 | 料金 |
---|---|
マーベロン | 2,600円 |
ファボワール | 2,600円 |
トリキュラー | 2,600円 |
アンジュ | 2,600円 |
保険適用のピル
種類 | 料金 |
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ヤーズ | 2,100円 |
ヤーズFLEX | 2,270円 |
ルナベルLD | 約1,500円程度 |
ルナベルULD | 1,950円 |
フリウェルLD | 950円 |
フリウェルULD | 880円 |
子宮内リング(ミレーナ)
黄体ホルモン付加IUD(IUS)
黄体ホルモン付加IUD(IUS)とは、黄体ホルモンを子宮の中に持続的に放出する子宮内リング(ミレーナ)のことです。子宮内に装着することで子宮内膜の増殖が抑えられ、低用量ピルと同等の避妊効果が得られるようになります。さらに一度装着すると数年にわたって避妊が可能となります。
子宮内リング(ミレーナ)の特徴・注意点
特徴
- 低用量ピルと同等の避妊効果が得られる
- 一度装着すると5年にわたって避妊が可能
- 月経量が減少して、生理痛が改善される場合がある
- 全身へのホルモン作用が少ない
注意点
- 医師による装着・除去が必要です
- 妊娠、出産の経験がない場合、医師への相談が必要
- 装着後まもなくは、生理の期間以外の出血が続く場合があります
アフターピル(緊急避妊ピル)
アフターピルとは?
アフターピル(緊急避妊ピル)とは、避妊に失敗した時や、避妊せずに性行為をして妊娠の可能性がある時などに、緊急手段として使用される避妊方法です。性行為後、72時間(3日間)以内に服用すれば望まない妊娠を防ぐことが可能となります。
このような場合に使用します
- 性行為の途中でコンドームが外れたり、破れたりしてしまい、避妊に失敗した可能性がある
- ピルを3日以上飲み忘れた状態で性行為をした
- 避妊せずに性行為におよんだ
- 同意なしに性行為をされ、妊娠した可能性がある
など
いつまでに服用すればいいのか?
アフターピルは性行為後、72時間(3日間)以内に服用すれば望まない妊娠を防ぐことが可能です。72時間以内であればいつでもいいというわけではなく、服用するのが早ければ早いほど避妊できる可能性は高くなります。ただし、あくまで緊急手段としての避妊方法ですので、妊娠を望まないのであればピルを服用するなど、きちんと避妊されることをおすすめします。
避妊効果が高い・副作用が少ないノルレボ錠
当クリニックではアフターピルとして、ノルレボ錠をご用意しています。これは世界中で使用されているアフターピルで、WHO(世界保健機関)から緊急避妊目的の必須医薬品に指定されています。
1999年にフランスで初めて承認され、日本でも2011年に厚生労働省から認可が下りました。従来のアフターピル(ヤッペ法)と比べて高い避妊効果が期待でき、1回の服用で済み、さらに副作用もかなり軽減されています。
アフターピルの料金(診察代・避妊指導・薬代含む)
13,500円(レボノルゲストレル)