患者さまへの思い
早川クリニックは、オーダーメイド治療で70年に渡り女性の健康をサポートしてきた、心斎橋の婦人科です。
早川潤院長と久本浩司副院長に、患者さまへのメッセージや特徴について伺いました。
01
interview 01患者さまへ、まずお伝えしたいのは、どのようなことでしょうか。
01
婦人科の受診というのは、敷居が高いと感じる方が多いようです。触診や内診があるからでしょうか。
でも、実際には内診をおこなわずにできる検査も改善可能な症状も、多くあるんですよ。
だから、内診に抵抗がある方も、まずは問診やご相談にだけいらしていただければと思っています。
不安がある場合は、遠慮なくお伝えください。ご意向や心の準備に合わせて、診察・検査・治療を進めていきましょう。
私たちは、大阪大学の内分泌研究室でホルモンを専門に研究してきました。今でも、学会への参加やガイドラインの把握などを欠かさず、常に新しい知識を取り入れています。また、私たちの実績を踏まえて、新薬の治験依頼も数多くいただきます。
このような理由から、さまざまな治療方法や副作用などを把握しているため、患者さまの意思に合わせた治療が可能です。
また、豊富な知識を有するだけでなく、誰にでもわかりやすく、みなさまがどんな治療をしているのか自分自身で理解できるよう丁寧なご説明を心がけています。なかなかよくならないという方のなかには、あまりよく理解せずに薬を飲んでいる方も多くいらっしゃいます。きちんと理解と納得をいただいたうえで治療をしていきましょう。
どんなに軽い症状であっても、また、疾患が疑われるような症状ではなく肌荒れや肥満が気になるというようなお悩みであっても、ぜひお気軽にご相談にいらしてください。
セカンドオピニオンとして、当院にご相談にお越しいただくのも歓迎です。
02
interview 02患者さまと接するときには、どんなことに気をつけていらっしゃいますか?
02
できるだけ何でも話していただきやすいよう、コミュニケーションには気をつけています。しっかりと患者さまのお話に耳を傾けることと丁寧なご説明をすることが、その基本です。
それから、治療の選択肢については、なるべくすべてを伝えたいと思っているんです。ほんとうにたくさんの治療方法がありますから。たとえば、ピルに抵抗があるなら漢方薬という方法もありますし、年々選択肢は増えています。
患者さまが納得したうえで、安心して治療にあたっていただきたくのが一番です。
いまはインターネットでたくさんの知識を得られるので、患者さま側から「この治療はどうですか?」と聞かれることも増えました。気になる検査や治療があれば、質問していただければ、大抵のことにはお答えできます。
ただし、私たちは基本的に、きちんとエビデンスのあるガイドラインに則った治療を推進しています。医学的なエビデンスに欠ける民間療法や、特定の治療だけを推すような治療には、正直なところ、あまり賛成できません。
それが、70年続くクリニックとしての信頼の基盤だと思いますし、患者さまの健康を長期的な視点できちんと守ることにつながると信じています。
03
interview 03近隣のクリニックや他院との連携についても、教えてください。
03
私たちはこの地域で70年クリニックを運営しています。そのため、地域のつながりや連携は当院の強みです。
また、私たちが研鑽・研究を共にした大阪大学医学部の医師ネットワークのなかには、先輩にも後輩にも信頼できる先生がたくさんいます。そのなかでも、患者さまに合わせて必要な治療ができる先生を、きちんと把握するよう努めています。
当院では、大きな手術をすることができません。そのため、子宮内膜症・がん・出産・本格的な不妊治療などは、信頼できる先生にお任せしています。「◯◯病院」ではなく「◯◯病院の◯◯先生」と指定させていただき、私たちが信頼を置いている方でなければ紹介することはありません。
婦人科だけでなく、皮膚科やメンタルクリニックなど、女性の疾患が関連する科目は幅広くご紹介できるよう準備しています。当院で対応できることなのかわからないという場合でも、ぜひ安心していらしてください。
小さなお悩みでも1人で悩まず、いつでもお越しいただければと思っています。